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EVの基礎知識

EV POINTS

電気自動車の充電時間の目安は?充電時間を意識しないコツも紹介

電気自動車(EV)は、電化製品やスマートフォンと同じように「充電」を行ってエネルギーをチャージします。満充電のほかに、必要な分だけ充電することも可能です。

 

電気自動車やプラグインハイブリッド車のEV充電器は、普通充電と急速充電の2種類から選べます。急速充電では時間をかけないスピーディなチャージが可能なため、普通充電とうまく組み合わせたいところです。

 

この記事では、EV車の充電時間の目安について紹介します。外出時の充電場所や1回の充電による航続距離も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

電気自動車の充電時間の目安

電気自動車は、普通充電と急速充電でそれぞれ充電にかかる時間が異なります。2023年6月現在、トヨタ自動車が販売している純電気自動車「bZ4X FWD」を例に、充電時間の目安を紹介します。

 

普通充電の場合

普通充電は3kW〜6kWで出力しながら充電を行うため、比較的ゆっくりとしたペースで充電が進みます。40kWhのバッテリーなら3kWで約16時間、6kWにするとその2分の1の8時間が目安です。

 

トヨタ自動車の公式ホームページによると、「bZ4X FWD」は71.4kWhの大容量バッテリーを搭載しており、AC100V_JPで満充電までの時間が52時間30分、AC200V_JPでは満充電までに21時間かかる計算です。

 

SAE Internationalが定めている電気自動車の充電コネクタの標準規格、「J1772」では、19時間40分の充電時間となっています。

 

電気自動車の充電時間は、「充電量÷充電器の出力」によって計算することができます。ここでいう充電量は自動車に搭載されているバッテリーの容量のことで、bZ4X FWDの場合は71.4kWhが充電量となります。

急速充電の場合

急速充電は普通充電の数倍、50kW程度で充電が行なえます。40kWh程度のバッテリー容量であれば、1時間もかからずに充電が済ませられる計算です。

 

トヨタ自動車の「bZ4X FWD」は普通充電を利用すると19時間〜52時間かかりますが、EV急速充電器の規格であり150〜200kW程度の大出力充電が可能な「CHAdeMo(チャデモ)」を利用すると1時間で急速充電が完了します。

電気自動車はつねに満充電である必要はない?

EV自動車には、充電を可能にする設備としてリチウムイオンバッテリーを搭載しています。リチウムイオン電池は、満充電時間の継続によって電池内部で高い電圧が維持され、化学変化を起こして電気を流すイオンの数が減っていき、電気を保持する力が弱くなる特徴をもっています。

 

これは「サイクル劣化」と呼ばれる現象で、充放電サイクルを繰り返すと劣化が促進されるため、100%の満充電は避けたほうが良いとされています。サイクル劣化によって電池の持ちが悪くなると電池切れまでの時間が早まるため、こまめに充電を繰り返さなければなりません。

 

また、100%まで満充電をしてからしばらく充電を続けると、「保存劣化」と呼ばれる劣化の促進が起こりやすくなります。自宅や屋外の充電スタンドで100%まで待つ必要はなく、一定の充電率が得られた段階で充電をストップさせるほうがバッテリーを長持ちさせられます。

外出時の充電場所

外出時の充電場所としては、充電ステーション・充電スタンドなどと呼ばれるスポットで充電ができます。場所としては自動車販売店・カー用品店・ガソリンスタンド・道の駅・ホテルなどの宿泊施設・商業施設・公共施設・SA(サービスエリア)に多く設置されています。

 

いずれも1台以上のEV充電器が設置されており、「EV」と書かれた青い看板や青い路面標示がみられます。普通充電や急速充電が最大30分程度利用できるので、万が一の充電スポットとしてチェックしておきましょう。

1回の充電にかかる料金

1回の充電にかかる料金は、満充電までにかかる時間または充電量によって異なります。一例として「株式会社e-Mobility Power」の充電料金は、e-Mobility Powerの会員と非会員によって2種類に分かれています。

 

(e-Mobility Power会員)

プラン名 急速・普通併用プラン 普通充電プラン
月額料金 4,180円(税込) 1,540円(税込)
都度利用料金 急速27.5円/分(税込)
普通3.85円/分(税込)

普通3.85円/分(税込)

(e-Mobility Power非会員)

利用充電器 利用時間1〜5分までの利用料金 以降1分あたりの利用料金
最大出力(90kW以上) 385円(税込) 77円/分(税込)
最大出力(50kW以下) 275円(税込) 55円/分(税込)
加盟普通充電器 132円(税込) 8.8円/分(税込)
提携充電器 充電器ごとに異なる 充電器ごとに異なる

参考元:株式会社e-Mobility Power

1回の充電による航続距離

航続距離(航続可能距離)とは、搭載した燃料で航行・走行できる距離のことです。自動車の場合はガソリンや電気などの燃料で走行が可能な距離のことを指しています。

 

トヨタ自動車のEV車「bZ4X 4WD」は、71.4kWhの大容量バッテリーを搭載したEV自動車です。日本の自動車の標準的な燃費試験方法であるJC08による測定では、満充電の状態で461kmを走行可能となっています。

 

また、米国環境保護局(EPA)が定める試験方法であるEPA試験では、推測値で411kmという結果が得られています。

 

参考元:トヨタ自動車

普通充電の時間を短くする方法

トヨタ自動車の「bZ4X 4WD」のように、大容量のバッテリーを搭載したEV車は充電までに時間がかかります。

 

満充電までにはAC200Vの電圧で21時間の充電が必要になりますが、普通充電を少しでも減らすためには、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。

方法①出力を上げる

普通充電器は3kWから6kWまでの出力で充電ができ、6kWに変更すれば充電時間を短縮することができます。EV車が高い出力に対応しているかどうかを確認し、出力を上げた状態で充電を行ってみてください。

 

自宅に充電設備を設置する際は、高出力に対応できる設備や環境を整える必要があります。適切なアンペア数の契約や、分電盤の交換を行ってから、高出力に対応できるEV車と組み合わせましょう。

方法②V2H機器を設置する

V2Hとは、Vehicle in Home(車から家へ)という意味をもつシステムです。V2Hなしの場合、家の中から車に電気を流す一方通行の状態しか電気の流れが実現せず未使用時のEV車のバッテリーが有効活用できないという問題がありました。

 

V2Hを使用すると、車からも家に電気を流せるようになり、非常時の電源として活用できるようになります。また、V2Hを活用すると最大で6kWの出力で充電ができるようになりため、3kW程度の200Vコンセントの倍速で充電が完了します。

充電時間を気にせずに電気自動車を利用するコツ

充電時間を気にせず、電気自動車を利用するためには5つのポイントを押さえておきましょう。ここからは、それぞれのコツについて詳しく紹介します。

コツ①満充電を意識しすぎない

満充電にならなくても、80%前後の充電率でも車はしっかりと走ることができます。必ず100%にする必要はないため、満充電を気にしてしっかり充電をする必要はありません。

 

満充電にしようとするとどうしても時間をかけなければと焦ってしまいますが、しばらく充電できないなどの理由で満充電にしなければならないケース以外は、80%程度に留めておくほうがバッテリーの長持ちに繋がります。

 

「必ずしも満充電を意識する必要はなくてもいい」という意識への変革が、ガソリン車から乗り換えた方が最初に会得すべきポイントと言えます。

コツ②タイマー機能を利用する

短時間で充電が行える急速充電に比べて、普通充電はゆっくりとしたペースでチャージが行われます。車を満充電にする必要がなく、限られた時間を有効活用したい場合はタイマー機能が便利です。

 

タイマー機能は、多くのEV車に搭載されている機能です。日産自動車では「タイマー充電」として機能を提供しており、充電の開始時刻と停止時刻をそれぞれ設定できます。

 

満充電にせず、時間に制限を設けて充電を行えば、電気代の節約にも繋がります。電気料金の安い時間帯を除いて、日中のほとんどの時間帯は電気代がかさみやすいため、ぜひタイマー機能を活用してみてはいかがでしょうか。

コツ③休憩時間を利用する

EV車は充電に時間がかかるという印象がありますが、普段の生活に必要な移動距離であれば、限られた時間での充電でもまかなうことができます。

 

充電時間を気にせずに必要なエネルギーを補うためには、休憩時間などを利用して10分〜30分程度の充電を行い、必要であれば短い充電を何度か繰り返してみましょう。

 

自宅での充電以外にも屋外の充電スポットを探し、こまめに充電することで蓄えを増やしていくことができます。長距離移動の必要がなければ満充電に近づける必要はないので、車を使わない時間帯を活用してみてください。

コツ④施設の滞在時間に合わせる

ホテルや商業施設、道の駅といった休憩施設へ立ち寄ったときに充電を行う方法もおすすめです。

 

外出時に滞在先と充電スポットにそれぞれ立ち寄ると、移動のためにエネルギーを余分に消費してしまいます。あらかじめ充電スポットがある施設を検索し、滞在しながら給電するようにすれば、効率的に充電が行なえます。

 

屋外のEV充電器は混雑を避けるために最大で30分程度の充電時間が設定されているところが多く長時間の充電はできませんが、短い時間でも滞在時間をうまく活用してチャージを行いましょう。

コツ⑤充電に余裕を持つ

EV車は搭載されているバッテリーの容量に関わらず、満充電から0%まで使い切るといった負担をかけないことが大切です。30%を切ると充電が必要な状態になるため、充電には余裕をもっておきたいところです。

 

万が一の際には急速充電の利用も検討したいところですが、走れない状態になってしまうと充電スポットまで間に合わない可能性があります。自宅に設置している充電設備と外出先の充電スポットを組み合わせ、「バッテリー残量が40%付近で充電する」などと目安を設けながら、移動計画を考えると良いでしょう。

自宅の充電設備も有効に活用できる

今回はEV車の充電時間の目安について紹介しました。バッテリー容量が大きいものほどゆとりをもって走行できますが、残量が少ない状態のまま安心しているといざというときに車が使えなくなる可能性もあるため、余裕のある充電計画を立てる必要があります。

 

在宅の時間を有効活用するために、戸建てやマンションなどの住宅への設備導入もおすすめです。EVスタンドの設置や導入のノウハウが豊富な企業は、自宅への充電設備の設置や充電計画に関する相談が可能です。設備の費用、スペックに関する疑問点もぜひご相談ください。

 

EVライフでは、EVスタンドやEV充電器の設置に関わるサポートを行っています。
これから導入をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

宮尾 魁

第1種電気工事士

宮尾 魁

第1種電気工事士

<保有資格>

第1種電気工事士、2級電気工事施工管理技士

<略歴>

電気工事会社で工事業務を担当し数々の大規模プロジェクトに携わり、高い技術と専門知識を習得。組織内の工事プロジェクトの指揮を執る。革新的な技術や効率的なプロジェクト管理を取り入れる手法は業界内での評価も高い。

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